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将来の分岐点

将来やりたいことを言葉に出せる人を尊敬する。
多くの学生は何となく大学に行くのだろう。
とりあえず、大学に行っとけばいいか。
とりあえず、有名大学に行こう。
そうやって、進路を決める。
それも一つの選択である。何も間違ってはいない。
大学に入ってからやりたいことを見つければいい。
自分もそのうちの1人だ。
大学は勉強をする場所? それが全てではない。
様々な経験を積み、未来の扉を探す旅だ。
未来の鍵はSCHOOL OF LOCKに。
未来の扉はこの先の進路に。
今が大きな分岐点。

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徘徊

誘蛾灯の安心に触れて
散っていく哀れな走光性
やり直せないと知って
尚ももう一度と助走をする今日が
時報をもって無情に羽を燃やす
君は正
僕は負
ゆっくりと闇へ向かう優雅さよ

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誰も

ギラリ、ギラリ、輝く光
恐る恐る、辺りを見渡す
誰かが見ている
誰もが見ている

ひらり、ひらり、落ちるは紅葉
少し、また少し、季節は進む

誰もいないそんな場所があれば
僕はなんだってできるのに
誰も構わないそんな街があれば
僕は叫ぶのに

ぽとり、ぽとり、落ちる雨粒
一筋、ひとすじ涙を流す

きっと誰かがいる
誰かが見てるそれでも僕は叫ぶの

だって見えないのもう何も
でもいつも誰かに見られてる
優しさのかけらも浮かばない世界で
息吸って、入ってくるのは
毒と汚れと棘だけ
それでも僕はここにいたい
あなたのいるこの場所に
見られても構わない
笑われても構わない
だから、だから、
今いくよ

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「今」があるから
「過去」がある

「今」があるから
「未来」がある

そうやって自分に言い聞かせ 
暗闇の中で今日も足掻いている

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盃water

水面に月が咲く。
一匹の蜻蛉が月花を散らす。

水面に一番星が咲き
キラキラと輝く。

ちょろちょろと水は流れ
器からあふれる。

笹舟を航海させると
荒波に呑まれ沈んでいった。

ある日水面を見ると
一匹の蜻蛉が月花を眺め
涙を流していた。

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パス!

自分でやれるところまでは頑張った。だから後は任せた!

ってできたら良いんだけどねぇ。

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きみはきっとあか

赤い花を持った君は
きっと1人でも生きていけるから
私は白い彼岸花をもった右手を
背中にまわして隠すしか無かった

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りんろん りんろん
私の心が鳴っている
貴方のことを見て 考えるだけで
貴方は私をどう思っているのか
もしかして両想いなのかとか
勉強も手につかないくらい

りんろん りんろん
少し寂しい音
家に帰るから
ずっと貴方と居たいななんて
我儘な私
こんな私でも好きになってくれるかな

りんろん りんろん
結局私は幸せです
貴方に出会えたのだから
誰かを好きになれたから
心からの感謝を捧げます