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誰も

ギラリ、ギラリ、輝く光
恐る恐る、辺りを見渡す
誰かが見ている
誰もが見ている

ひらり、ひらり、落ちるは紅葉
少し、また少し、季節は進む

誰もいないそんな場所があれば
僕はなんだってできるのに
誰も構わないそんな街があれば
僕は叫ぶのに

ぽとり、ぽとり、落ちる雨粒
一筋、ひとすじ涙を流す

きっと誰かがいる
誰かが見てるそれでも僕は叫ぶの

だって見えないのもう何も
でもいつも誰かに見られてる
優しさのかけらも浮かばない世界で
息吸って、入ってくるのは
毒と汚れと棘だけ
それでも僕はここにいたい
あなたのいるこの場所に
見られても構わない
笑われても構わない
だから、だから、
今いくよ

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