今年こそは
貴方から電話がかかってくるかもって
起きてなきゃなって
1ヶ月も前からわたし、誕生日が楽しみなの
幸せがわかんないや
私は今幸せだけれど
あの子は今でも多分
苦しんでいるよなぁ
私が喜んでいる横で
あの子は笑っている
でもさもしかしたら
心で泣いてるのかも
私は今たぶん幸せで
世界中が輝いてるよ
だから私は絶対にね
笑顔を絶やさないの
眠ることが怖くて
来ないでほしい
夜。
明日が怖くて
来ないでほしい
朝。
寝ても 起きても
怖い毎日。
ちょっとしたきせきをみつけた。
あのね あの音がね
心に刺さる 気がしていたの
でもね なんか今はね
冷たいだけの からっ風なの。
思い出はいつでもね
すぐそばにいて 笑ってくれる
でもね 触れないから
寂しくなって また繰り返すんだ
あの音色が聴こえるのに私
冷めたフリして自転車漕いでる
頭の中で咲いたり枯れたり
疲れたフリもして ぼーっとしてた
あのね。言うはずだった
言葉を捨てて 手紙も破って
気付かないようにして
タンスの中で 眠っててよ なんてね
あの音色がずっと聴こえるのに
身体も起こさないで泣いていた。
頭の中で飛んだり跳ねたり
疲れたフリして ぼーっとしてたらね
あの音色がきえそうになったから
焦って君のノート さする めくる
愛でても鳴らない 困る。明日から困る
好き 容量足りないのは思いとか
思い出がデカすぎるからで
専用の世界があったって
きっとひとつじゃ足りないからね。
17年前の今日
わたしは泣いた
17さいの今日
わたしは泣いた
17年後の今日
わたしは泣くだろう
いつまでたっても
変わらないわたしで
やるせなく生きてゆく
これからもずっと
休み時間でも授業中でも寝るし
歳上の女性をえろい目で見るし
求められることに飢えているし
そんな日々が
嫌いで嫌いで大嫌いで
でもちょっと好きだったりもして