君が私を見つけて手を振った瞬間
現実が夢みたいに浮かんでしまった
いけないな
ああだめだな
君がいるだけで
君と笑えるだけで
生きてて幸せだなって思うよ
風邪を引いたとき
頭がくらくらするとき
熱が出たとき
なんでか、いきてるって思う
僕の身体は、今、
必死にいきようとしてるんだなって
苦しいのにいきてるって思うの
ちょっとおかしいかな…苦笑
美味しいごはんをお腹いっぱい食べよう
あったかい布団でたくさん寝よう
お風呂に浸かってゆったり休もう
みんな、いつも頑張ってるから
自分をたくさん甘やかして
好きなことをたくさんして
のんびり、気楽にいこう。
現状の10000歩に
相当する出会い
忘れてしまった事もあるけど
走馬灯でまた会おう
掴んだ指は岩のように
ちょっとやそっとじゃ血もでない
代わりに流す汗と涙
喉が渇いたら祝福の雨
背負った荷物を整理して
目的地までの必需品
拾って、また失くして
嘲笑う鳥たちに
見上げる朝日の美しさを呼号する
いいかい、まだいいかい
靴紐はまた脈を打つ
天国めいた景色が広がってても
走馬灯にはまだ早いだろ
ギリギリの砂浜色したこの街で
僕の袖をつかんでよ
かかとの右を踏んづけてよ
薄手の黒タイツを穿く
カーディガンを羽織る
ブルゾンに切り替える
ピーコートに身を包む
ポケットに手を入れる
マフラーを巻きつける
寒いね、と顔を顰める
君のコーデで知る季節
寒い冬も悪くないよな
甘い甘いカカオの液体を
喉の奥に染み込ませて
私は火傷した舌を
ぺろりと出して冷ましてる
今年も君の誕生日をお祝いできること。それはわたしのしあわせ。来年も再来年も10年後ももっともっと先の未来でもまた、私は変わらず真っ先に「おめでとう」って君に伝えたいんだ。あなたのそばにいたいんだ。