他人に敷かれたレールを横目に好きなようにレールを勝手に敷いて、その上で数秒それを腕組みして眺めた後、何を思ったかそれさえ無視して垂直方向に歩き出すタイプ。
君へのおはようで
一日が始まって
君からのおやすみで
眠りについていた私だから
君のいない当たり前は苦しいんだよ
嘘で固まった排水溝
美しい花びらの行く先だ
喩え話が下手なぼくに
きみが繋ぐ慰めのWi-Fi
走馬灯で照らす地獄の小道を
飴玉くらいの楽しみで
きみと二人スキップして
足を挫いて笑ったら
鬼もつられてセセラセラ
世の中 辛いことは前提だ
この地獄こそ人生を表すから
世の中 失敗は通る道だ
大丈夫になる未来は作るもの
僕に薄い言葉を手向けないで
僕は形でしか満たされないから
「見てる」なら早く助けて
僕は言葉でしか満たされない
僕にとってはこの夜が死だ
僕にとっては言葉が意味だ。