僕に生きる意味を教えて下さい
僕の目の前、真っ暗だから
一筋の光をください
どんなに細くて淡い光でもいい
それが僕の北極星になるように
コロンブスが北極星で北を知ったように
僕に生きる理由を教えて下さい
僕の生活、孤独だから
友達をください
どんなに嫌味で生意気な奴でもいい
それが僕を導いてくれるように
数多くの偉人が友達に助けられたように
僕に別れの言葉を教えて下さい
僕の人生、もう諦めたから
どんなに脆くても儚くてもいいから
さよならをください
それが僕に背中を押してくれるように
多くの先人がそうしたように
右足を大きく前に踏み出して。
体重は思いっきり前へ、転びそうなほど前傾姿勢になって。
左腕は前に、右腕は後ろに。
爪先に力を込めて。
あとはただ、前に出るだけ。
………ところで、前方に道が続いてるなんて、いつ誰が保証した?
この灯りをおぼえてる?
眠たさによく似たまぶしさが
背中から問いかけてくる
蝶々を追いかけて走る子や
ベンチに座るおじいちゃんの
透明なまなざしにスイッチしたい
こんなにも曖昧だったぼくは
きみにだってなれそうな勢いだから
うっとりぼんやりしていようよ
ひらけた眺めが飛び込んでくるまで
もし明日世界が終わってしまうとして
君と世界を選ぶというならば
僕は迷わずYOU!!!!!!
世界なんていつか終わるのに
なんでそんな必死こいてんの
それなら僕は君を
ずっと抱きしめとくから
1日が24時間だからダメなんだ
1日を25時間にして、残りの1時間を
君との営みに使おう
1分が60秒、それも変えてやろう
1分を70秒に変えて
残りの10秒で君とキス
君+僕 は、世界平和
僕 − 君 なんて有り得ない
それでも僕 − 君は
ゼロにはならないから大丈夫
途切れた会話 つなげるように
カーナビは「道なり」と
何度も 何度も くりかえす
午後の太陽 砂埃にかすみ
サイドミラーに映るあなたと
目が合うたびに 苦しくなる
電波塔が立つ展望台まで
ついて来いとあなたは云うの
You say you want me.
You want to marry me.
途中で寄ったガソリンスタンド
国道飛ばすバイクの群れは
今日も元気に 音を立ててる
あなたに話しても 遠い記憶
胸のアルバムにしまった青春
思い出ひとつ 横切ってゆく
電波塔が立つ展望台まで
ついて来いとあなたは云うの
You say you want me.
You want to marry me.
こんなに幸せな淋しさを
ハンドルを握る あなたは知らない
You never know, you never know ...