ありふれた夢で満たした
バケツをこぼさないように運んだ
ちいさな私はよたよた歩きで
水面と地面を行ったり来たり睨んだ
街は夜中に腹をすかせてる
昼は人混みで腹を満たしてる
人はみな夜中に愛を調べてる
そんな街中を私は進んだヮ
あふれた夢たちが部屋を散らかして
私はすこしだけ笑ってみせたの
寂しくなったら電話をかけていた
あのこも今日は忙しそうだった
街は夕暮れに唸りをあげてる
人は堅実に愛を書き記す
みな私と彼のことなんて
まるで興味がないんだヮ
私はあなたに好かれているだろうか、
私はあなたに嫌われているだろうか、
私はあなたのかけがえのない存在だろうか、
私はあなたの大切な存在だろうか、
私はあなたの特別な存在だろうか、
私はあなたの安易な埋め合わせ程度の存在だろうか
私はあなたに何をしただろうか、
私はあなたに何をされただろうか、
私はあなたに何が出来ただろうか、
私はあなたに何をしてほしかっただろうか、
問 dい ハ こ
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壊れた私を直したあなたは日に日に壊れていった
私は直すことが出来ていただろうか
久しぶりにスーツ以外で外に出たら
なんだか街は こんなにも春で
あなたに会いたくなりました。
散歩にでも行きましょうよ
失った心を探しても、探しても、
もう、何処にもない、
かけがえのないものだと今更気づいた
もう遅かった
恐怖に染まれば何も考えられなくなり
怒りに飲まれれば我を忘れ
私のもとを去り行くか……
忘れてはならぬ過去……
贖罪の名の元に我は、戒める
我は越える、もう一度会うために、
もう一度あなたとわかり合い、分かち合うため
あなたが会いたいと思うその日まで
伝えたい言葉はとっておきます。