「忘れてくれないかな?」
そんなの無理だよ、決まってる
煌びやかで騒々しいネオン
きっと似合うのは世界で君だけ
そう思って止まないから
ほんの1ミリだけなのに
君にあって、僕に無いもの
なんなら売り飛ばせば良いじゃん?
雨が空へ還って
亡き人は土へ還って
じゃあ僕の涙の抜け殻は
一体何処へ行くんだい?
もうちょっと確かなものに
縋っていたいだけ
自分の目で正解の形をみた
一緒にいた貴方は不正解の形をみた
1番大事な誰かとも
運命の相手とだって見えるものが違って
"見る"の定義すら完全には共有できないじゃないか
自分の見たものを自分の見たように見られるのは
自分だけじゃないか
寂しいね
孤独だね
誰にも分かりえない自分が居るのなら
普通なんて、有り得ない、のにね、