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変貌

京都に旅行へ行った
恋人でもないきみと

ふたりきりの時間は
静かにながれてゆく
 ▽
ぼくらあくまで友人
ずっとそれでいっか
  △
そう言えるほどぼく
もう子供じゃないよ
   ▽
頬張る八ツ橋が口に
まだ残るうちに接吻
    △
羞恥心は餡子で溶け
甘さはニッキで抑え
     ▽
驚いたきみの瞳孔は
ブラックホールかな
      ▲
ぼくには解らぬ領域
そんな世界が愛しい
       ▼
無意識に握った両手
今夜はもう解かない
        ▲
京都にぼくときみと
ブラックホールだけ

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いえない

褪せないその群青を
何度も確かめるように
皆んな、抱え込んだ涙に照らして
また何か見失わないで。

褪せないその群青を
何度も確かめるように
変わらないことを願い始めたって
いつか変わってるから。

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うまくいかない日々を呪う
運のない己の人生を淘汰し
ことばに残して心に刻んで
いつか報われる日を信じて
涙をこぼすのはベッドだけ
味のしない冷凍食品食べて
わたしの気持ちも冷凍保存
いっそ真っ白カーディガン
赤く紅く染めてしまいたい

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いつか

いつか、恥ずかしがらずに手を繋げる日が来るのかな
相手はいつでも繋げることができるらしい
羨ましいよ
私は恥ずかしくて未だに出来ないんだから
カレカノらしい話とかもしてみたいけど、緊張しすぎて相手は言ってくれるのに私が拒否しちゃう
いつかはホントのカレカノになれるかな

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君のためなら痛みさえも見せずにいれた

悲しいこともあった。
辛いこともあった。
死にたいと思ったことも。
でも言わなかった。
君まで巻き込みたくないと思っていた。


あの時までは。

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君のためなら悲しくても笑顔で入れた

君といるといつも楽しかった。
君といると幸せだった。
君を悲しませたくないと思った。


あの時までは。