「なるちゃんの彼女だ」
って言われたときの複雑
わたしは勿論嬉しいけど
わたしの為でしかなくて
またあなたに迷惑かけた
勝手に依存して執着して
周りだけガッチリ固めて
中心に位置するあなたは
ずっとドロドロのまんま
今日も笑顔で呪文を唱えたら
みんなも笑顔になっちゃうね
何の効力ももたない呪文だけ
唱えていれば幸せなんだって
わたしの胸とご主人様の胸が
軋む音がいつもするけれども
正反対の音だって気づいてね
でも思ったんだ。
本当に君のためになっているのか。
僕は僕を犠牲にしてまで君を守ることができているのか。
君にとって僕は必要なのか。
君は僕のことをほんとに愛してくれてたか。
考えすぎて、気づいたらここまできてしまった。
「Who are you?」
はじめてみるミラー
その数とともに
ここらの子じゃないシート
都会っ子
うらやましいようで(そうじゃない)
愛らしい(ギャップ)
だから何かしら
「今日も人々を運ぶ
君たちを、その、停留所」
そんな名の経由地に
けど君は、こっちに来ないんだよね。。
いや、
いろんな顔をいつも見ている君たち
代わりゆく「時代」
だから、君との1日を大切にしたい。
それは、みんな、おなじ
「月が綺麗ですね」
ただ本当に月が綺麗だったから言ったけど
君がそんな顔するから言葉の奥を考えてしまう
空の月はほんとに綺麗なんだ
丸い光の下の君が綺麗だから
あなたへの思いを抱えて眠りたい どうしてかな 傷つきたくないのに傷ついてしまう こんなに幸せになっていいのかな そう錯覚するくらい幸せ。 こんなに 愛情を感じたのは初めてだよ。ありがとう。
毎日毎日感じてるよ あなたが僕以外とニコニコ話す時 イライラしてしまうよ 抑えようとしても、無理なんだよ 無駄なんだよ 辛いんだよ 悲しいんだよ 僕だけを見てくれよ 僕だけと話してくれよ これが束縛なんだよね そういうのは嫌がられることは分かってる、分かってる けど…
手を振る僕と、手を振られる君。
手を振る君と、手を振られる僕。
写真を撮る僕と、写真を撮られる君。
写真を撮る君と、写真を撮られる僕。
笑う僕と、笑われる君。
笑う君と、笑われる僕。
誕生日プレゼントを渡す僕と、誕生日プレゼントを渡される君。
誕生日プレゼントを渡す君と、誕生日プレゼントを渡される僕。
「バカ!」と言う僕と、「バカ!」と言われる君。
「バカ!」と言う君と、「バカ!」と言われる僕。
別れを告げる僕と、別れを告げられる君。
別れを告げる君と、別れを告げられる僕。
手を振る僕と、手を振られる君。
手を振る君と、手を振られる僕。
気付けばそこは、雲だった。
上を見上げると夕焼けよりかは少し薄いオレンジの空で、地面は雲だった。
「ここ、どこなの?」
「言ったじゃん。天国」
「どういうこと?」
「話すよ。良い?」
「う、うん」
「俺はね、死んでいるんだ。だから、ここが住んでいる所なんだ」
どういうこと?死んでいる?生きているじゃん。
「前に歳とか家とか仕事のこと、君に聞かれたの覚えてる?」
「え、うん」
「あの時俺、曖昧だったでしょ?」
確かにそうだ。歳は教えてくれないし、家も仕事も。
「あれは死んでいるから答えられなかっただけ」
「ウッッ」
泣いてしまった。カズにいちゃんが死んでいるという話は、「本当」に近い。きっと嘘はついていない。こんな場所、地球にない。信じるしかない。
「とりあえず、ゆっくりしていいよ」
そう言って、歩きながら消えていった。
それを見て僕はまた涙が出た。
何も見えないその場所でポターン ポターン
音がなったよ?何か聴こえる その場所で
ヒソヒソ 音が聴こえたよ?
何かが見えた 冷たい顔した綺麗なあの子
うつむいてしか見えない世界を知った
全てを失った朝の美しさをみた
昔みた夢の曖昧な記憶が
今もこの涙を拭っている
くだらない忙しさに囚われて
心を亡くしていませんか?
この僕を創りあげた君の指先は
この世界を色付けるには充分すぎた
僕も僕を殺したよ。
良いことも悪いことも全部忘れたよ。
こうやって君の隣にいたよ。
全ては君のため。
夜は好きでも朝は嫌い
布団の中渋る15分
はやくしろとアラームが喚く
ちょっと待ってよ
私は急ぐのが苦手なんだからさ
今日も外へ疲れに行く
笑顔を貼り付けに行く
私の夜へ戻るまで