表示件数
0

半熟卵

「なるちゃんの彼女だ」
って言われたときの複雑
わたしは勿論嬉しいけど
わたしの為でしかなくて
またあなたに迷惑かけた
勝手に依存して執着して
周りだけガッチリ固めて
中心に位置するあなたは
ずっとドロドロのまんま

0

笑顔を貼りつけるおしごと

今日も笑顔で呪文を唱えたら
みんなも笑顔になっちゃうね
何の効力ももたない呪文だけ
唱えていれば幸せなんだって
わたしの胸とご主人様の胸が
軋む音がいつもするけれども
正反対の音だって気づいてね

0

Now I dunno me

でも思ったんだ。
本当に君のためになっているのか。
僕は僕を犠牲にしてまで君を守ることができているのか。
君にとって僕は必要なのか。
君は僕のことをほんとに愛してくれてたか。
考えすぎて、気づいたらここまできてしまった。




「Who are you?」

0

「バス」日常

はじめてみるミラー
その数とともに
ここらの子じゃないシート
都会っ子
うらやましいようで(そうじゃない)
愛らしい(ギャップ)
だから何かしら
「今日も人々を運ぶ
君たちを、その、停留所」
そんな名の経由地に
けど君は、こっちに来ないんだよね。。
いや、
いろんな顔をいつも見ている君たち
代わりゆく「時代」
だから、君との1日を大切にしたい。
それは、みんな、おなじ

0

月影

「月が綺麗ですね」
ただ本当に月が綺麗だったから言ったけど
君がそんな顔するから言葉の奥を考えてしまう
空の月はほんとに綺麗なんだ
丸い光の下の君が綺麗だから

0

ありがとう。

あなたへの思いを抱えて眠りたい どうしてかな 傷つきたくないのに傷ついてしまう こんなに幸せになっていいのかな そう錯覚するくらい幸せ。 こんなに 愛情を感じたのは初めてだよ。ありがとう。

0

嫉妬

毎日毎日感じてるよ あなたが僕以外とニコニコ話す時 イライラしてしまうよ 抑えようとしても、無理なんだよ 無駄なんだよ 辛いんだよ 悲しいんだよ 僕だけを見てくれよ 僕だけと話してくれよ これが束縛なんだよね そういうのは嫌がられることは分かってる、分かってる けど…

0

君と僕

手を振る僕と、手を振られる君。
手を振る君と、手を振られる僕。

写真を撮る僕と、写真を撮られる君。
写真を撮る君と、写真を撮られる僕。

笑う僕と、笑われる君。
笑う君と、笑われる僕。

誕生日プレゼントを渡す僕と、誕生日プレゼントを渡される君。
誕生日プレゼントを渡す君と、誕生日プレゼントを渡される僕。

「バカ!」と言う僕と、「バカ!」と言われる君。
「バカ!」と言う君と、「バカ!」と言われる僕。

別れを告げる僕と、別れを告げられる君。
別れを告げる君と、別れを告げられる僕。

手を振る僕と、手を振られる君。
手を振る君と、手を振られる僕。

0

心拍数

私の寿命が縮まっているのなら
それは私が恋をした証拠
、かな。

0

黄色いおにいちゃん No.5

気付けばそこは、雲だった。
上を見上げると夕焼けよりかは少し薄いオレンジの空で、地面は雲だった。
「ここ、どこなの?」
「言ったじゃん。天国」
「どういうこと?」
「話すよ。良い?」
「う、うん」
「俺はね、死んでいるんだ。だから、ここが住んでいる所なんだ」
どういうこと?死んでいる?生きているじゃん。
「前に歳とか家とか仕事のこと、君に聞かれたの覚えてる?」
「え、うん」
「あの時俺、曖昧だったでしょ?」
確かにそうだ。歳は教えてくれないし、家も仕事も。
「あれは死んでいるから答えられなかっただけ」
「ウッッ」
泣いてしまった。カズにいちゃんが死んでいるという話は、「本当」に近い。きっと嘘はついていない。こんな場所、地球にない。信じるしかない。
「とりあえず、ゆっくりしていいよ」
そう言って、歩きながら消えていった。
それを見て僕はまた涙が出た。

0

暗くて見えない

何も見えないその場所でポターン ポターン
音がなったよ?何か聴こえる その場所で
ヒソヒソ 音が聴こえたよ? 
何かが見えた 冷たい顔した綺麗なあの子 

0

空から鋭い天使 ゴォーっと大きな音立て
落ちてきた ピカッと光って輝いた 

0

何かが変わった日。

うつむいてしか見えない世界を知った
全てを失った朝の美しさをみた

昔みた夢の曖昧な記憶が
今もこの涙を拭っている

くだらない忙しさに囚われて
心を亡くしていませんか?
この僕を創りあげた君の指先は
この世界を色付けるには充分すぎた

0

世界だって全部変えて

僕も僕を殺したよ。
良いことも悪いことも全部忘れたよ。
こうやって君の隣にいたよ。

全ては君のため。

0

Good night morning

夜は好きでも朝は嫌い
布団の中渋る15分
はやくしろとアラームが喚く
ちょっと待ってよ
私は急ぐのが苦手なんだからさ

今日も外へ疲れに行く
笑顔を貼り付けに行く

私の夜へ戻るまで