迷いこんだチャイナタウン
運に見放されちゃったみたいね
露天商の手招きにすら付け込まれそうワタシ
地図アプリはどこへ誘う
そこを左、その先も左
突き当たってさらに左
振り出しに戻ってまた会ったなオヤジ
右に曲がるための勇気を一つ
ズタズタでボロボロの心 きっと水のりもスティックのりも、アロンアルファを使ったとしても 修復不可能だろう こんな心のナオシカタ、誰か教えてくれないか? チグハグでいいから ツギハギだらけでいいからさ…
いまだに厨二病っぽくて
恥ずかしく思ってて
でも自分はそんなだって主張して
何が悪いって感じてる
いいじゃんカッコつけでも、こじらせてても
子供らしさ
少年らしさはいけないものか
心の中ではそう思って声をあげて
正当化しようとする
そんな自分を一番嫌ってるのは少年の自分
大人になれない、独りよがりの言葉で
全部カッコ悪い
だから最強じゃあないですか?
きみの笑顔が見たいから
なんて綺麗事言えなくて
またノートにきみを描く
紙面仮面能面にアーメン
目尻の皺も黒子の位置も
全部完璧なんだけどなあ
久しぶりにベランダに出て空を見上げる、けど
都会の空は狭くて、澱んでいる
夕飯の匂いと犬の鳴き声と電車の騒音とを運んでくるそよ風は
気持ちいいけれどやはりどこか重たくて
気が付いたら来年はどうだろう、と考えていてはっとして
ああ、自分、今、楽しんでないじゃん
そう気付いて
今年の短冊、何書こうかな
あっ、なーんかおかしいなと思ったら、生きる世界間違ってたのね!
そりゃどこ行っても浮いてる訳だ
みずがめ座のきみ
水ようかんなわたし
羊と亀は
恐竜に憧れた?
さらさらした夏
肩の動きを合わせて
一緒に夢みてた
あのね
過ぎたものはないから
触れられないこともないから
いつだって涙がでるんだぜ
昏い雲の隙間から
日がさしたよ
ぼくは虹に先回りしようと見上げるけれど
虹が浮かぶ前に
きみに出会えてしまったよ
情緒スタミナ切れそう午後3時半
うまく回って毎日保証してくれれば
青と緑のまるに問ふ あれ、
今までみつからなかったけどでてきてくれたの
私の欲しい安らぐ居場所
遠くでもうつくしくみえるなあ
青と緑、灰の混ざったまると見比べ
青と緑も、そういやぁあたりまえだった
とても安らぐ、きみとおなじだ。
そんなところで生きている
たったひとつの、
海王星をみつけてしまったのかもしれない
もしくは誰もしらない
惑星をみつけたのかもしれない