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マンハッタンを知ってるか

迷いこんだチャイナタウン
運に見放されちゃったみたいね
露天商の手招きにすら付け込まれそうワタシ
地図アプリはどこへ誘う
そこを左、その先も左
突き当たってさらに左
振り出しに戻ってまた会ったなオヤジ
右に曲がるための勇気を一つ

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眠い日々

寝なきゃ始まることのなかった今日も、今じゃ勝手に始まる

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ナオシカタ

ズタズタでボロボロの心 きっと水のりもスティックのりも、アロンアルファを使ったとしても 修復不可能だろう こんな心のナオシカタ、誰か教えてくれないか? チグハグでいいから ツギハギだらけでいいからさ…

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大人になれないきっとずっと

いまだに厨二病っぽくて
恥ずかしく思ってて
でも自分はそんなだって主張して
何が悪いって感じてる
いいじゃんカッコつけでも、こじらせてても
子供らしさ
少年らしさはいけないものか

心の中ではそう思って声をあげて
正当化しようとする

そんな自分を一番嫌ってるのは少年の自分
大人になれない、独りよがりの言葉で
全部カッコ悪い
だから最強じゃあないですか?

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自称専属画家

きみの笑顔が見たいから
なんて綺麗事言えなくて
またノートにきみを描く
紙面仮面能面にアーメン
目尻の皺も黒子の位置も
全部完璧なんだけどなあ

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ふと

久しぶりにベランダに出て空を見上げる、けど
都会の空は狭くて、澱んでいる
夕飯の匂いと犬の鳴き声と電車の騒音とを運んでくるそよ風は
気持ちいいけれどやはりどこか重たくて
気が付いたら来年はどうだろう、と考えていてはっとして
ああ、自分、今、楽しんでないじゃん
そう気付いて
今年の短冊、何書こうかな

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あの世=来世?

あっ、なーんかおかしいなと思ったら、生きる世界間違ってたのね!
そりゃどこ行っても浮いてる訳だ

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10代

みずがめ座のきみ

水ようかんなわたし

羊と亀は

恐竜に憧れた?

さらさらした夏

肩の動きを合わせて

一緒に夢みてた

あのね

過ぎたものはないから

触れられないこともないから

いつだって涙がでるんだぜ

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通り雨

昏い雲の隙間から
日がさしたよ
ぼくは虹に先回りしようと見上げるけれど
虹が浮かぶ前に
きみに出会えてしまったよ

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何度も
死にたいって思ったけど
死のうとは思わなかったのは
君のせいだよ。

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今、きみがいちばんだいすき

情緒スタミナ切れそう午後3時半
うまく回って毎日保証してくれれば
青と緑のまるに問ふ           あれ、
今までみつからなかったけどでてきてくれたの
私の欲しい安らぐ居場所
遠くでもうつくしくみえるなあ
青と緑、灰の混ざったまると見比べ
青と緑も、そういやぁあたりまえだった
とても安らぐ、きみとおなじだ。
そんなところで生きている

たったひとつの、
海王星をみつけてしまったのかもしれない
もしくは誰もしらない
惑星をみつけたのかもしれない