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幾重にも罠を張れ

特技と弱点は隠しておけ。
切り札は最後までとっておくものだ。
奥の手はその後ろに伏せておくものだ。
それも使い果たしたなら、
こっちにはまだまだ大逆転の秘策があるんだぜ、ってな具合にニタッと笑ってハッタリかませ。

2

Take care of yourself

「自分のせいで友達を傷つけた」
ハリネズミのジレンマ、誰もがその針を持っている。

「自分がいるからこの揉め事は終わらない」
自分の存在価値を見つけるために安易な場所に答えを求める。

「自分は他人に迷惑をかけているだけの存在」
他人のせいにすること、他人を攻める方が自分が痛いことを知っている。

技術の進歩は離れた世界を繋げ、近づく手段を人間から切り離した。ゆえに人間の心はどんどんと閉ざされ自分だけが心地よい世界になるように他人で埋め合わせようとした。
誰もが他人を恐れ、誰もが他人を欲した。

「僕はここにいてもいい?」

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論理ness

わかってほしい欲望
向かいあって話そう
わかりあえない切望
たまには笑いあおう
わかってあげる熱望
伝えたいありがとう
全て壁にぶつけて候

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biome

夕焼けに鳴くカラスの瞳は何色か

アスファルトが夕立に濡れて輝いた
そこから這い出した雑草は歓喜しているか

鯨の瞳に叡智が滲んでいるのは
深海の静謐を知っているからか
或いは人類の愚かさを眺めているからか

食べて飲んで生きて死んで

美しい世界だ


僕たちは生きているのか

では 生きているとはなんだ


僕たちは人間か

では 人間とは何だ


稲妻が海面を穿って
この惑星は いかにも生命だ

宇宙の空白に ほんのひとかけの涙を投げて
それを海だと言い張った

正解はない
従って疑問を抱くことだけは自由だ

愛しているよ

愛しているよ


何もかも たかだか人類の頭の中だけでのこと


砂浜から抜け出したウミガメの幼生
旅に出ようぜ

人類が皆、諦めたとしたなら
僕たちは皆、新人類さ

旅に出ようぜ


世界は実は僕たちのものだ

世界は実は僕たちのものだ


僕の人生が僕のものであるように

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呟き

目を開けて見れば良い。
世界から見れば君なんて塵も同然だよ。
君一人の一挙手一投足なんかで世界は動かない。
だから、何をしたって構わないじゃない。


法律の範囲でね。

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お返事のおへんじ

かおが熱い
ちっとも冷めない
よこに座ってるみたいで
ふわふわ足がちゃんとしない
のどから手がでるほど
しん音が左右で交互に鳴るように
ちゅーしてもいいですか?
ほっぺでいいんですが
こころの熱をさましてあげる

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倒れ込む
目を瞑る
今日は重労動
脳は掠れた
なかで君を視る
君じゃない
君がいる
見た目表情
全部ちがうのに
君だった
それでも赤だけはっきりみつけた









 実
  な
   ら
    ば
      、

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性別

違和感を抱えて生きていくんだな

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純愛

貴方にプラトニックに浸れる
今だけは
離したくないなぁ

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techu.の詩

時計の音が 僕の人生の 閉店時間を告げにくる
振り返ってみれば 楽しかったのかな、

[解説]
時計の音=命が終わるまでのカウントダウン
昨日の詩の前奏部分です。
主人公はこれまでの日々を振り返っていて、辛いことも泣けることもあったけど、それさえも「楽しい日々」だったとまとめています。