画面の中のあなたを見つめるわたし
あなたは幸せそう
ライブ会場のあなたを見つめるわたし
あなたはいつもよりも輝いていた
握手会で他の子の手を握るあなたを見つめるわたし
あなたは完璧な笑顔だった
握手会でわたしの手を握るあなたを見つめるわたし
あなたは特に変わった様子がなかった
メンバーとご飯を食べているあなたを見つめるわたし
あなたはお酒が弱いのに
フラフラしながら家に帰るあなたを見つめるわたし
あなたは警戒心がなくてびっくりしちゃう
…ガタン
あなたは立ち止まってゆっくり振り向きわたしを認知する
やっとあなたに認知してもらえた
あなたの白い肌は青くなっていた
10文字前後の一文を
レスで送ってください
その文で詩を締めます
わたしの詩に清らかな
終りを添えてください
あなたの演奏を耳にしたとき
その美しい手元を目にしたとき
私があなたに向けるのは羨望の眼差し
それと同時に抱くのは嫉妬心
なのに
次の瞬間には、私は笑っている
あなたの魔術に魅了されている
そんな私は、もうすっかりあなたの虜
このときに抱く
嫉妬、落胆、好奇心、高揚感、未来への希望、そして不安
いくつもの感情が複雑に絡み合った感覚
それに表すのに相応しい言葉は、まだ見つかっていない
もしかすると、この訳のわからない感覚は
「あなた」というひとつの「クオリア」なのかもしれない
きいろいてんとうむし
大きなしあわせの象徴
きみにとまった貴方が
いつかキューピッドと
なることをねがって。
最近よく夢に君が出てくる
もう忘れたと思ったのに
もう忘れたはずなのに
憧れだけはずっと消えないのはなんでなんだろう
貴方はいつも優しすぎる
いつも一緒に笑ってくれて
小さな変化にも気づいてくれて
でも貴方はみんなに優しくて
女友達も多くて
「この気持ちはわたしだけ?」
聞けたならどんなに楽だろうか
午前 無邪気に笑う貴方
正午 家に呼ばれたわたし
わたしたちはただの“友達”だ
午後
これは恋心なのだろうか
それとも利用されているだけなのだろうか
わたしたちは友達以上恋人未満。
昨日あんなに叫んでいた
セミが足許におちていて
蹴っ飛ばしてみたけれど
明日にはもう無くなって
いつか虫かごに集めた夏も
プラケに雨がたまった夏も
真っ白に焼き尽くしていく
サングラスで見上げた夏が