前に進めと気軽に言う先導者がいる
進むことは立派だと安易に言う後見人がいる
“そんなありふれた言葉で私の苦痛を語らないで!”
そう言って私は思わず手で全ての言葉を振り払った
前は怖いの…
どんなに地平線が美しくても
目の前には屍が転がってる
私の後には次々に花が咲いた
戦った証だ…
苦痛と向き合ってきた証…
でももう疲れたよ…
後ろにだって進むことに変わりない
前が必ず幸せとは限らない!
決められた枠から視野を広げよう…
目に映る全ての美しいものを見るんだ
小さな幸せも見逃さないように…
自分の幸せをこぼさないように…
ねぇ
せぷてんばぁの
深夜はどう過ごしてる?
生ぬるい風を送る扇風機とも
そろそろお別れの季節ね
ねぇ
せぷてんばぁに
私は何回笑えるのかな?
君が笑わせてくれるよね
お願いしますよ
では、せぷてんばぁの初夢へ。
おやすみ。