きみはPOP
穢れた世界を鮮やかに描くひと
きみはPOP
自分をすり減らして誰かを幸せにするひと
きみはPOP
リアルとスリルの中で蹲って泣くひと
きみはPOP
僕と何ら変わらない弱くて強いひと
きみはPOP
世界を鮮やかに描くひと
きみはPOP
嘯いて、傷つけて、カラフルな飛沫を上げて
もう振り返らないひと
泣きたい拳銃がない
みんなに向けて笑うきみの
その表情がだいすきだから
“みんな”に属せるだけでも
わたしは幸せを感じるんだ
なんで、謝る?
なんで、泣く?
なんで、力不足なんて言う?
なんで、やめる?
なんで.......
君の声を聞くことは少なくなった
僕の人生から色が褪せた
君のことを思い返すことも少なくなって
でも君のこと忘れたわけじゃないんだよ
言い訳じゃないけど
君を傷つけたくなくて
本当は僕が傷つきたくないだけなのに
君の優しさが君を苦しめないようにしたくて
僕だって君だって
優しさだって凶器となる
優しさだって狂気となる
とうとうだね
雨上がりの空が
水たまりからも
見えなくなったね
見えるのは
電線と伝染と
自分の顔、灰色
振り向いて
いつも そう 願ってる
あの人の 背中に 向けて
お願いだから 振り向いて
何も知らなかったあの頃
私はなんの罪も感じずに
ただ好きに生きていた
でも
今になって罪に気づくんだね
「一生抱えて 生きていく」
わかってたけどキツイな
今ない何かが欲しくなる度に
周りが見えなくなってしまう
そのことにしか集中出来なくなる
そして何かを失いそうになる
全て失ってでも手に入れたいものがある
そうやって必死になってみるけど
やっぱり私は不器用だ…
器用になりたい、切実に…
何もこぼれないように頑張りたいけど
無情に時間がさらっていく
これが終わったらまた拾い直す
そんなことの繰り返し
もっと上手く手に入れたいものがある
そうやって手を尽くしてみるけど
やっぱり私は不器用だ…
不器用でありたい、真っ直ぐに…
誰にでもかける暖かい声も
分け隔てなくできる気配りも
きっとそれも好きだ
「いきててよかった」って言ったって、
薄っぺらくみえちゃうもので。
「死にたい」って言った時は
みんな慌て出しちゃって
そんなものなら
生きてる喜びも分かち合ってみようよ