「誰もお前を必要としてない」
って、さっき言われたんだけど
必要とされるために生きてない
わたしがわたしを必要としてる
だからいまここに生きてんだよ
って、言い返してやりたかった
キラキラしていて
飛んでいて
色んな色に変わる
でも すぐに割れてしまう
風に揺られているところを見ると
嫌なことも
飛んでいくように思えた
ぼんやり空を見ていると
どこからか飛んできて
小さい頃を思い出す
見方によって
色が変わる
空にかかる虹のように
なんとか言ってどうにかなるの?
何か声を上げたら
世界は変わる?
それなら
私は声を出して言う。
戦いなんてくそくらえ。
理不尽なんてどっかいけ。
楽しい時間を返してよ。
貴方の手を離したくない。
世界はきっと理不尽だ。
きっと世界は
そんな簡単に変わらない。
きっと私も
そんな簡単に変えられない。
僕の今日という日もきっと僕だけで成り立ってない
誰かの介入があって、
介入しあって世界は成り立っている
多分みんなそれくらい理解している
でも重要な判断だけは自分でしたいと思ってしまう
自分でしか自分の気持ちに踏ん切りを付けられない
自分が触れてきたものは自分しか分からないから
誰かに決めさせるな!
何度も叫ぶ
けど届かない…
介入する誰かは自分なんかよりもっと巨大で真っ暗だ
どんな声も言葉も届かない
ならどうすればいい?
巨大でな闇の中を懸命に泳ぐ、もがく
都合よく流されないように…
押されることに抗いながら…
せめて爪痕を次の人に残すために
永遠なんて見たことないくせに
終わりがあるから美しい、だとか
儚いゆえに尊い、だとか
散る花の鮮やかさ、だとか
ふざけるのも大概にしなよ