いつからだろう…
自分が嫌いで仕方ない…
あの時…人を怖いと初めて思ったのは
誰かの話す自分に“知らないヒレ”が着いてた時
ヒレは必要以上に人を大きく見せるから
ヒレの根元すら誰にも見せたくない…
ヒレを隠して生きるから
ヒレが皆に不気味だったのだろう
“誰も自分を知らない…”
知られたくないから
誰のことも知ろうとしない
次第に孤独が自分を蝕んだ
次第にこの毒が人を遠ざけた
いつからだろう…
この崩壊を好きになれるのは…
あなたの好きなもの、
素敵だって褒めたけど、
ほんとはね、
大っ嫌い。
あなたの愛を、
一心に受けてるから。
もう2年くらい
くっついたまま
自分で剥がせば離れるのに
離れられない
何度も剥がそうと思った
ならもういいやって思った
できなかった
わずかな期待が邪魔して
剥がせなかった
いつか来るのかな
はやく剥がせばよかったって
思う時