今日は何に気付けただろう
喩え学生でなくっても学校でなくても
毎日何かしら学ぶのです。
ここに昇華して吐き出して
しょうかできているならまだしも
意味があるのか
さあ、リミットはもうすぐさ。
「覚えてたんや、そっか…」
”彼”は私の『一年生の頃に、初めて隣になった日』という返答を予想していなかったのか驚いた様子で、嬉しそうにはにかんだ。
私も自然と微笑んだ。
『覚えてる、んだなぁ、これが不思議なことに』
「理由ってある?」
この際言ってしまうことにした。
『私、隼人のこと好きだったからさ』
静寂。
教室の冷たい空気に飲み込まれそうになりながら、
私は爆発しそうな心臓を抑えていた。
「それってやっぱり─そうか─」
少し躊躇いながら、”彼”は言葉を続ける。
「僕らは…」
『僕らは?』
「詩が、このメモにもっと早く気づいてて、
この日付覚えてるってなって、
僕が待ってた屋上に来てたら」
『…うん』
「僕が予定通り告白してさ
両想いに気づけたんかな」
『……うん
気づけたんだろうね』
「過去形なのが辛いところやな」
そう言って伸びをする。
そう。過去形。
夕日に伸ばされる、私の影。
影は一本しか伸びていない。
いや、一本しか伸ばせないのだ。
【続く】
人ってのは、不思議なもんでさ。
「もうダメだ」ってなると、
本当にダメになってしまうし。
逆に「イケるかも!」ってなると、
本当にイケてしまうんだよ。
"ネガ"ティブか。
"ポジ"ティブか。
その違いは、やがて
未来を大きく左右させるから。
今日も一日は終わる。
なんてことはない、ただの一日だ。
やがて人間は人間らしさを忘れてゆくだろう。
なんてことない一日は時計と同じように、流れていく。
果ては幸せを失い、失った幸せに気づかず死んでゆくのだろうか。
冷たく、恐ろしい明日へ。
届ける事を忘れた手紙を飛ばそう。
よくわかんないや笑い声の3択
緊張と呆れと愛情
まだまだぽいできないのは小さいからだもん
この胸のせいなんかじゃないもん。
貴方もまだちっちゃいんだから
わかってくれると思うんだ、
それともあたしお馬鹿さんなの?
ねえなんでも知ってるお兄ちゃん教えて。
心を渡せる言葉を。