私は鏡の中に取り残されたまま。
なんていうのか。
ほら、
ドッペルゲーに負けた方
とでも言っておこうか。
鏡の外では
もうひとりの私が楽しそう。
選ぶ道を間違えていなければ
私はあちらの世界に行けた?
あぁ。そうか。
きっと私は私のまま。
今日もひとり
鏡の中に取り残される。
ねぇ
居場所は何処にあるの?
きっと
そう呟いた声は
周りの『雑音』に消されてく。
居場所なんて
はじめからなかった。
君が私に
『永遠なんてない居場所』を与えるから。
きっと私は
君に甘えてる。
気付いているのに
まだ甘えていたい。
ねぇ
居場所は君以外にあるのかな?
君の隣で笑うだけで
幸せだったのに。
あの人が見ていてくれたら
なんて思いながら書いてしまう
ポエム掲示板に
私のポエム。
傍に居させて貰うこと。
見つめてたりすること。
目が睨み合っちゃって、
心も絡めたりしちゃって
紅に向かって俯く様にさ
お互いで共有してたいの
今も胸板のポジションを
まもっているだけだから
包まれてみたいんだなあ
喉に引っ掛かった
黒くて ぐつぐつ音をたてる
嫌な言葉たちを
吐き出してしまえば
少しは楽になるのかもしれないけど
そうしたくない。
そんな言葉を吐く人にはなりたくない。
ぐっと 飲み込んで
むかむか ぐちゃぐちゃ
気持ち悪い胸を
痛いぐらい掴んで
前を向く
これが全て夢だったら嬉しかった、
ただ自分が嫌いでどうしようもない。
あてもなく彷徨ってるだけ。