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緋い魔女 Act 33

「…もちろん、お前だけじゃどうにもならないだろうから、私も加勢するためなんだけどね」
そう言ってグレートヒェンは微笑む。
ナツィはムッとした顔をしつつ話を切り替えた。
「…とにかく、罠の材料とかどうするんだ?」
ナツィに聞かれて、そうねぇ、とグレートヒェンは呟いた。
…2人の作戦会議は数時間にわたって続いた。
罠の作成方法、精霊の倒し方、その他諸々…と2人は時間を気にせず話し合った。
途中、脱線したり、グレートヒェンがナツィをからかったり、ナツィが話を聞いてなかったりしたが、比較的平和に会議は進んだ。
議論が落ち着いたのは、もうすっかり夜も更けきったころだった。
「今日はもうこれ位にしましょう」
そう言ってグレートヒェンはすっくと立ちあがった。
「もうすっかり遅くなったし…後はまた明日」
寝ないと身が持たないのは私もお前も同じだし、とグレートヒェンは書庫の出入り口の方を見やった。
もう屋敷の住民達は寝てしまったのか、廊下の明かりはほんの少ししか灯っていない。
まだ起きているのはグレートヒェン達と見回りの使用人位なものだろう。

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ポエム

カップル達がクリスマスにイルミネーション見に行く時、神の誕生を祝う僕。僕に神の祝福は現れるのかな。そう考えながらもいつでも僕はクリぼっちの仲間となる。

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裏クリスマスポエム2021 座禅組

高校3年間彼女ができず、今年もさびしいクリスマス。真っ白な雪に今年も色をつけることができなかった。

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裏クリスマス

イルミネーションが街を包む中
僕は1人、ラジオに身を任せ歩く。
前まではこの時期にリア充を見たり、リア充のインスタストーリーを見たりすると妬ましく思っていた。
だけど今は何も思わない。
悟りを開いたのかな。
良い子がサンタさんから贈り物をもらい、リア充が幸せを感じて過ごす。
そんな中、僕は朝7時からアルバイト。
今になって朝からシフトを入れた事を後悔している。
ただ、少しでも笑える事があればそれでいい。
ただ、少しでも良いと思える事があればそれでいい。
12月25日がそんな日になりますように。

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決戦

言葉も明日ばかりは上手く使えないでしょ
それでいいんだよ。
今までの独り占めを
ちょっと分けてあげるんだ
ふたりじめのチケットを
掴み取ってよ。