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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 7.サイレントレイヴン ①

夏が近付き、日が出ている時間が長くなっても夕方の6時を越えれば辺りはそれなりに暗くなる。
特にこの街は田舎だから、中心部はともかく駅から離れた所はなおさらだ。
…別に、この街の治安は悪くないから平気なんだけどね。
それでも人通りが多いとは言えないので、小学校の頃から夜道には気を付けて、とよく言われる。
まぁ夜は何が起こるか分からないから仕方ない。
物騒な事が起きるかもしれないし、”普通の人が知らないモノ”が涼しい顔でうごめいているかもしれない。
でも、何が起きてもわたしは気にする事はないと思う。
…そもそも、最近身の回りでかなり現実離れした事が起きてるし。
しょうがない、”こういう所”に住んでいるのだ、諦めるしかない。
そう思いながら夜道を歩いていると、誰かとすれ違った。
何気なく振り向くと、見覚えのある後ろ姿が見える。
「…黎?」
思わず呼びかけると、相手はちらと振り向いた。
だが彼はこちらをチラ見しただけで、そのまま歩き去って行った。
「…あ」
珍しく知り合いと会ったのに、特に何も起きなくて少し寂しかった。

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笑っている君が大好きだ

そういってくれたら普通に笑えるのに

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自分  ~RN 四季を眺めるとかげ 様~

今、「わたし」が息をしている、
そして、「ぼく」が泣いている。
変われない「あたし」を嘆いて、
変わりたい「おれ」を見つめる。
誰かにmeを求めてほしいの。
Iのまま生きていくのが不安で、
踏み出した足はまだ白線の手前、
時折、見失ってしまうみたい、
「じぶん」って何なのかな。
答えを求めたくて、
「じぶん」を知りたくて、、、
さぁ行こうか。
靄の中を、雲の上を、霞に混じって、
やがて辿り着いた先で、
「じぶん」に逢えることを願って。

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「」

「私、好きな人できた。」






LINEで一言告げた。


認めてしまった…。

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ねぇ、

なんでなんでよ嘘つき
戦争なんかして
何が残るの
血溜まりと傷だけでしょ

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れっつ

よくある愛で包んだ気持ち
きっと貴方なら剥がせるわ
目も当てられないあたしを見せる
それもまだナチュラルなだけ
尖った脳裏を包んで堪らない
3人めのあたしの登場。