さよならは意地でも言わなかった
またなって自分にも言い聞かせてた
この内のほとんどと二度とは会えないこと
何となく分かっていた
名前すら思い出せなくなるんだろ
それだってきっと知っていた
下駄箱と夕焼け
体育館の床を擦る音
放課後の笑い声
頬を撫でる春風
産まれた瞬間が一番完璧で
失い続けてばかりのこれまで
それが人生の姿だとして
燃え尽きるまでは続けるつもりだよ
後には何も残さない
燃やし尽くすまで燃えるだけだよ
せめてこの灯りが
誰かの
誰かを
カムパネルラとまた一緒に乗れますように
そう願いながら銀河鉄道を探し続けているよ
会えたらたくさん話をしよう
夢の中ですら目を合わせることはできない
あの人との距離はそう簡単には埋まらない。
たくさんの人に愛されているあの人だから。
手の届かない存在だとしても
それはあの人にとっては幸せだから。
次は
次こそは
また会いに行こうと思います。
秋は自分の存在が薄くなったって泣いてるのかな
最近は秋を感じる暇もなく冬が訪れる
隠れてないで出ておいで
僕は貴方が大好きだから
数字の羅列に
泣いて笑って悲しんで喜んで
群がる私達を眺める、7:30の太陽。
届いたときの安心感も
掴めなかった空っぽの手も
全部包んだ、3月16日の青空。
寂しさで脚から縺れて
なんにも縋れないのにまだ昼なら
諦めちゃえよって
何回も考えてました。なのに
やっぱりまだ猶予はあると思って
ただただ傷付けない方法を考えてます。
どうかわたしをゆるしてください。
せめて最低だって言って
代わりに私を傷付けてください。
そのくらいの覚悟で
私は貴方に想いを告げました。