花びらのように 蝶のように
ひらひらと舞って、自由に生きていきたい
『自由』を知らないあの子は一体どこへ?
また会える時まで このままでいようか
紅葉を終えて桜の葉はいつの間に散ったのか
わたしは何も変われないまま
笑顔すらもどこかに置いてきたようで
ホントのわたしをまだ見せられなくて
割れそうな空虚を内に宿して
もう見えない花の残像に思いを馳せている
遡ること150年前
極東の島国にできた鉄路は
今や山手線の一部
それから長い時を経て
全国に広がったそれは
今日もぼくらを乗せて
どこへ行くんだろうね
人の気持ちを乗せて高く上がる凧
だけどそれを上げる責任も当然大きい。
だから誰かが、風が必要なんだ。
全てと協力して初めて凧が上がる、風に乗る
それでも時に突風に吹かれてコントロールを失うかもしれない、でも気にしないで
凧はまた作れる、直せるから
たくさんの風を知って、色んな人と出会って
失敗からの立ち直り方を学んでいけばいい。
「失敗ばすっとは悪かこっちゃなか、出来んことは次できるようになればよかとよ」
「頑張れ」? 「負けるな」?
うっせぇ勝手に励ますんじゃねえ! ンな心配されなくたって、まだ負けてねーし。認めてねーし。
スゥ……(息継ぎ)
ま だ 折 れ て ね え か ら !
溢れ出す感情
感じてる自分と、それを俯瞰する自分。
「まるで子どもみたいね」
わかってる。
わかってる上でなおやまない感情。
甘え足りない幼い自分が、いるのかしらね。