甘い香りを残して
ライラックが遠ざかる
僕の知らない街へ
君をよく知る街へ
思い出だけを乗せて
消えていく
「・・・・・・」
え・・・本当に言おうといているの?やめて。どうせ私じゃないんだから。
「えっと・・・」
・・・これは期待しちゃっていいの?よく見ると、君の顔が真っ赤になっていた。下向いて腕で隠そうとしているのがバレバレ。でも、やっぱり聞きたくない。耳を塞ごうとしたその瞬間
ギュッと暖かいものに包まれた。
「お前が好きだ!」
答えはもう決まっているー。
お守りがなくたって私達の思いは変わらない。
私のミスを励ましてくれる人が好き
私の心を軽くしてくれるから
私のミスで傷つく人が苦手
私の心に深さ10センチの傷を作るから
誰かのミスで傷つく人に安心してしまう
私ではないとホッとできるから
誰かのミスを励ます人に不安になる
私でも同じ反応をしてくれると限らないから
どこまでも自分勝手な私を
あなたはどこまで許してくれますか