「・・・・・・」 え・・・本当に言おうといているの?やめて。どうせ私じゃないんだから。 「えっと・・・」 ・・・これは期待しちゃっていいの?よく見ると、君の顔が真っ赤になっていた。下向いて腕で隠そうとしているのがバレバレ。でも、やっぱり聞きたくない。耳を塞ごうとしたその瞬間 ギュッと暖かいものに包まれた。 「お前が好きだ!」 答えはもう決まっているー。 お守りがなくたって私達の思いは変わらない。