企画「鏡界輝譚スパークラー」参加作品「Crystal Brother and Sister」のおまけ…キャラ紹介です。
・加賀屋 水晶(かがや みあき)
所属STI:幕針文化学院
学年:高等部普通科1年
所属部隊:加賀屋隊
使用P.A.:刀型、拳銃型
イメージカラー:水色
この作品の主役にして当企画のアイコンキャラクター(のつもり)。
淡々とした平凡なスパークラーだが高い戦術眼を持つ。
かつては東鏡の名門STI「澁谷學苑」の初等部・中等部に通っていたが、優秀な兄・石英との周囲からの比較に耐えきれず幕針文化学院に逃げ出した。
そこで色々あって自分の部隊「加賀屋隊」の隊長になり、現在に至る。
元々は無気力だったが幕文で仲間達と出会ったことで自分で考え、動けるようになった。
髪は肩につかないくらいの短髪で、水引みたいな髪飾りを付けている。
制服はきっちり着こなしており、水色のリボンタイを身に付けている。
実は低身長。
・仁戸田 紀奈(にへだ のりな)
所属STI:幕針文化学院
学年:高等部音楽科1年
所属部隊:加賀屋隊
使用P.A.:弩型、拳銃型
イメージカラー:黄色
水晶のチームメイトの1人。
底抜けに明るいチームのムードメーカー。
水晶のことを心から気に入っている。
実は「加賀屋隊」の発起人。
中等部から幕文に通っている。
長い髪を二つ結びにしている。
いつもパーカーを着ており、黄色いネクタイを身に付けている。
・呑海 巴(どんかい ともえ)
所属STI:幕針文化学院
学年:高等部国際科1年
所属部隊:加賀屋隊
使用P.A.:サーベル型、拳銃型
イメージカラー:赤
水晶のチームメイトの1人。
真面目な学級委員長タイプ。
かつては水晶のことをよく思っていなかったが、今ではすっかり信頼している。
「加賀屋隊」の副隊長でもある。
中等部から幕文に通っている。
長い髪を自分から見て右側でサイドテールにしている。
いつもニットベストを着ており、赤いリボンタイを身に付けている。
長いので「Ⅱ」に続く。
「吉代!」
明晶が叫び、吉代は咄嗟に頭を下げた。直後、彼の頭上を伸びてきた腕が通り過ぎ、そのまま明晶の首を乱暴に掴んだ。
「っ!」
「なっ……今役に立つか!」
吉代はデバイスを起動し、拳を腕に叩きつけて千切り飛ばした後、即座に残った腕を叩き落とした。
「助かったよ親友……ワタシの首、大丈夫かな」
「どっぷりカゲに染まってる。切り飛ばすか?」
「冗談言えるってことは無事みたいだね。けど……」
明晶が自身の手首を指すと、デバイスの画面は暗転していた。
「ワタシの光の力はもうからっけつでね。守って?」
「言われなくとも」
侵入してきたカゲに向き合った吉代の背中を眺めながら、明晶は光の力の回復のために新しい缶を開け出した。
2人のいる部屋に、カゲが入ってくる。屋外に蠢いているカゲ達のようなおおよそ人型に近い形状のものとは全く異なり、体高は約2.5m。既に再生している前肢は異様に長く、肘に当たる関節は3か所、指は3本具わっている。
また、老人のように折れ曲がった背中からは6本の触手が生えて滅多矢鱈に暴れており、全身の皮膚は爛れたように剥がれ、随所から垂れ下がっている。
「……これはまた、随分と変わった姿だね」
「気持ち悪いな」
カゲが伸ばしてきた4本の触手を、吉代は次々弾き返す。
「……あ、もしかしてこれがヌシかな?」
「だったら話が早くて助かるけどな……あ」
吉代が防ぎ損ねた触手が、明晶に向かって行く。その直撃より早く吉代が左手を明晶に向けると、光の力で構成された透明な壁が彼女の眼の前に出現し、触手の攻撃を阻んだ。
「悪い、通した」
「だいじょぶ。遠隔シールドもばっちり動くね。あ、親友、これ使って」
明晶の放り投げた刀型P.A.をその場で回転しながら受け取り、吉代は姿勢を低くしてカゲに接近し、抜刀の勢いのまま斬り付けた。カゲはそれを両腕を交差させて防ぎ、触手による反撃を試みた。
「村崎!」
「ああ、バッチリ狙える」
明晶がモニターの裏に隠していた銃型P.A.を取り、カゲの眉間と心臓部を撃ち抜いた。
急に甘い飲み物が欲しくなって、大学構内の自販機を色々と見ていたら「スコール」という炭酸飲料が売ってた。
「スコール」って東京都心じゃほとんど見られないジュースで、自販機にあっても郊外の方だから発見できた時は嬉しくて嬉しくて…
即買った。
ちなみに味は黄色いパイン味。
個人的には青いスコールや白いスコール、マンゴー味のオレンジ色のスコールが好きだけど、スコールと言うだけでレアなので味は別に気にしてない。
…で、どうやらスコールは元々九州方面発祥のジュースらしいね(Wikiより)。
誰かその辺詳しい人がいたら教えて欲しい。