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君の傘と紫陽花

屋根唄う雨の音と秘密の回想文
内緒の恋心きゃらめるに溶かして
ぽつりぱら とんとんとん
緑濡らす雨の庭と窓辺に座る猫
上手くいかない俗世から逃れて
しとしと しとりひとり
揺らめく水面に君の傘と紫陽花

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私よりずっと、先に生まれていたあなた

月日が経つ。
どんどん離れていく。
あなたはあまり変わらない。
私はどんどん変わる。
いつの間にか、薄れてく。

でも、
あなたの創り出したもので、
ふと思い出す温度
あなたは今でも、あの場所に…
私はいつでも戻れるのだと
安心させてくれて
ありがとう