もう8月も残り1日ちょっと。明日は四の小学生の一部が恐怖する8月31日ですぜ。ちなみに初音ミクの誕生日な。
さて、ナニガシさんが7月中頃に用意した大規模企画、夏の企画乱立祭通称”夏キラ”というものがあったりするんですが……率直な感想というか反省会的なサムシングを一つさせていただきますと。
立 ち 上 が っ た 企 画 、意 外 と 少 ね え な ?
普段アイディアが中途半端に脳内でぐるぐるしてる皆さんが他人を仲介することでアウトプットの一助とし、ポエム掲示板のますますの発展をみたいな何かがもしかしたら心の片隅にあったのかもしれないけど、思った以上に皆さん消極的というかマイペースだったな……。でも企画者側になりそうだなって人は大体本当になってた印象。
もうちょっと何か出てきやすいやり口があったんじゃねえかと反省。
ちなみにナニガシさんは現れた企画には全部参加するを裏ノルマにしてました。多分クリアできたんじゃないかな?
大学生やらその他一部の皆さんはもうちょっと夏休みが続くと思いますんで、今ある企画を楽しんでいきましょ。滑り込み企画や遅刻組も上等ですぜ。
『まずは体勢を崩そうか。まっすぐ突っ込んで、ぶん殴れ』
「はい!」
跳躍と同時に右腕を大きく振りかぶると、鈑金が解け再形成され、数十倍に大きく膨らんだ腕の形に変形した。
『ギガント・フィスト。光の力の噴射で動きがアシストされるから、安心して振り抜くと良い』
「了解……しました!」
剛将の放った拳の一撃はハイドラの胴体に正面から直撃し、上半身を大きく仰け反らせた。
その胴体に着地し、義腕の拳をハイドラの胸元に当てる。
『今の“ギガント・フィスト”が『質量』を重視した必殺技なら、こちらは『貫通力』に特化した必殺技だ』
内部の鈑金がバネのように高速で稼働することで衝撃波を発生し、ハイドラの上半身を丸ごと吹き飛ばした。
『その名も“クラッシュ・フィスト”。実践は初めてだったけど、このくらいのサイズならまとめて吹っ飛ばせるんだねぇ。良い威力だ』
『倒せたんだな。ならさっさとその場を離れるんだ』
「あ、三色さん。分かりました」
小型ドローンが先行し、剛将と花の2人は逃走を再開した。
「ふーん」
ヨハンはそう言ってナハツェーラーの顔を覗き込む。
「コイツが“黒い蝶”か」
思ったより可愛い顔してんな、とヨハンは笑う。
ナハツェーラーは嫌そうにそっぽを向いた。
「“ナツィ”って呼んでるのよ」
グレートヒェンの言葉にヨハンはへーと頷く。
「ナツィ、彼は“ヨハネス”」
通り名は黒い魔術師“ヨハン”よとグレートヒェンはナハツェーラーことナツィに紹介する。
「そしてこっちが…」
「“メフィストフェレス”」
グレートヒェンが藤紫色の髪の人物に目を向けた時、ナツィが遮るように呟く。
「俺を作った魔術師、“ヴンダーリッヒ”が作った使い魔の内の1体」
俺より先に作られた人工精霊だ、とナツィは言い切る。
まるでズボラな化け物
思い出した時だけ 君を喰らうの
断絶さえも許さない
ある程度共有された孤独
不健全なフリする健康
思い出す時はもう遅い 喰われた
そしてやられるまで待つ
君かそいつか どちらかがやられるまで
いつかご飯のにおいが
愛しくなる時
僕が味噌汁炊いてやる
その時まで、大切に抱いていて
君のリトルレターズ