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名前、小説、詩の募集します。

事実は小説よりも奇なり。
こんにちは修学旅行間近(明後日)のやたろうです。

皆様、旅行などの楽しいイベントを前にして、ワクワクするのではないでしょうか。
恐らく大多数の方々はこれに該当するでしょう。
が、ワクワクどころかどんどん鬱になる、という方も居ると思います。
……私だけでしょうか。

「楽しみな筈なのに、イベントが近づくにつれて、とてつもない倦怠感と憂鬱な気持ちに襲われ、名状し難い吐き気と、ストレスから…かは不明ですが物凄い胃痛に悩まされる、挙句の果てには深夜に急に泣き出したり…」
という同士の方、いらっしゃいませんか?
…やはり私だけなのでしょうか?

さて、宜しければ皆様、この上記の症状(?)に名前をつけてください。
人に言ってもギリ信じて貰えそうな感じのが良いです。
名前をつけてくれる方はここのレスにてお願いします。

このテーマで小説、詩も書こうと思ってます。
皆様も是非書いてみてください。
書く場合は「#イベント前の憂鬱」のタグをお願いします。

それでは皆様、お楽しみくださいませ。

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五行怪異世巡『霊障遣い』 その⑪

「クッソ……あの雑魚、いっちょ前にアタシの愛しいエイト・フィートを……!」
吐き捨てながら、少女は女性霊の腕に突き刺さった短刀を引き抜き、地面に投げ捨て踏みつけた。
「こうなったら、全リソーステメエにぶち込んで……!」
右手の中指を立てながら少女が言おうとしたその時、少女の足下に武者の霊が転がってきた。
「む……どうやら貴様の『最高戦力』は、貴様の言う『本物の雑魚』に負けたようだな」
そう言う平坂の隣に、やや息を切らした青葉が並ぶ。
「潜龍さん、すみません。仕留め損ねました」
「……何?」
青葉の言葉に、平坂は彼女に視線を向けた。
「あいつ、押し勝てないと見てすぐさまあの子の元に引き返しやがりました」
「それはつまり……奴の元に全戦力が集結した状況、というわけか」
「そう、なりますね……」
少女が傍に膝をつくと、武者の霊はすぐに立ち上がり、刀を構え直した。
「キッヒヒヒヒ……形勢逆転だな」
立ち上がりながら、少女が口を開いた。それに対して、青葉が一歩前に出て睨みつける。
「……何? アンタ如きに何ができるわけ?」
「さぁ? 少なくともついさっきまで、私はその武者を圧倒してた」
「『私は』ァ? 『私の武器は』の間違いでしょ?」
「……たしかに。あ、潜龍さん、あいつは私がどうにかするので、邪魔が入らないようにだけ補助、お願いできますか?」
突然話しかけられ、平坂は僅かに動揺を見せつつも頷いた。
「さて……」
青葉と、悪霊たちを引き連れた少女が1歩、また1歩と互いの距離を詰めていく。それがおよそ2mにまで縮んだところで2人はぴたりと動きを止め、互いに睨み合った。そして。
「…………」
「…………」
「「…………ブッ殺す!」」
2人の少女は同時に吠え、己が武器を振るった。