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ジョブグランス 6章 運命の梯

森下は笑った。そして結に言った、「おいおい結ちゃんみんな助かったところで俺の仲間にならない?。」結の答えは一つ。「嫌です、私は勇兎君とチームを組みます。」そこに賛同したように工藤も言った「俺も勇兎組に入ろうかなー。」それを見た森下は言った。「わかったよ、じゃあ勝負しようぜ、俺と勇兎タイマンで。」俺はグルートの能力表を見ると驚いた。森下はグルート本来の力の3%も出せてない。なぜわかるって?俺にはジョブマスターというスキルがあるからさ。だが銃乱射(グルート)の怖いとこはここから玉に当たった敵を腐食することができることだ。腐食つまりじわじわと相手を苦しめる事が出来るってことだな。だからできるだけ短時間で決めないといけないらしい。そしてコピー条件を見たら﹁森下は貴方を雑魚だと思い込んでいます、大差で勝利して森下のメンタルを壊すとグルートをゲットできます。﹂だが俺が一番気になるのはこいつ森下の第一子分松本だ。松本のジョブはまさかの死者使い(ネクロマンサー)だ。ネクロマンサーとは死を操るものでLevelが100を超えたら一ヶ月に一度生き返られるスキルを手に入れられる。多分何か企んでいるのだろう。俺は剣技を鍛えるため山に向かった二人とともに。

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我流造物創作:ロール・アンド・ロール! 幕間

練音:GM、《遁走術》による特殊な回避したいです!
GM:えぇ……一応クライマックスフェイズ扱いなんですが……。
練音:GMの許可があればできると聞きました。
GM:できるけどさぁ……。
練音:現状、私決して不利じゃないと思うんですよ。
GM:遁甲符使い切ったけどな。
練音:向こうには既に3点与えてて、こっちはまだ2点しか削れてないし。このまま逆凪食らわせて叩き続けてれば勝てるわけじゃないですか。最悪【鎌鼬】で射程勝ちして一方的に叩けるし。
GM:それはまあはい。
練音:この高い防御力と優位性を捨てる縛りを結んで、攻撃の得意な他の方に繋ごうかと。GMもせっかく作った他の子使いたいでしょう?
GM:有利と言えるほど有利かは知らんけど……っつーか何ならその2点実質回復できる分余計に有利まであるけどな。まぁ、しょうがないにゃぁ……良いよ。でも《呪術》で縛り結べるか判定してね。
練音:6で成功です。
GM:はいはい…………いや待て何だそのダメージの受け方は。《遁走術》使えないじゃねーか。
練音:なので《鳥獣術》で代用します。
GM:目標値10。無理じゃね?
練音:そこで回想シーンの達成値ボーナスを適用させてもらいます。これで目標値7です!
GM:うーんしゃーない。やって良し。
練音:8で成功! あ、脱落する前に《言霊術》で煽り倒してから逃げても良いですか?
GM:じゃあ今+3修正入れてあげたから-3修正で。
練音:えぇ……あ、出目8。ジャスト成功です。
GM:了解。それではネリネちゃんは脱落したので、同じシステムの子から交代選手選んでください。次は誰が出るかなー。
練音:攻撃力高いキリカちゃんとかエリハさんだと良いなー。
GM:ダイスでランダムに決めようか。6は振り直しで。
練音:2! キリカさん!
GM:まーじか。

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お知らせ

最近寒いですね。と思ったら暑かったりして服装めっちゃ迷いませんか?お互い気をつけましょうね。

最近投稿途絶えぎみだったと思うんですが最近ほんとに忙しくて常識的な時間に投稿できないんですよね。これからテスト期間なのでまた途絶えます。

書けるようになったら何事もなかったかのように再開すると思います。

なかなか大変な時期ですがお互い頑張っていきましょうね!

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我流造物創作:ロール・アンド・ロール! その⑦

(自己紹介か? 悠長な……)
「“木下練音”は、防御能力に秀でたロールでして。主殿は私が行くと決まった時、『練音ちゃんはハマれば誰にも触れられないからね』って、とっても喜んでくださったんです。何故なら……」
それまで伏し目がちに話していた練音が顔を上げ、ナハツェーラーを真っ直ぐ見据える。
「主殿が私に課したのは、ナハツェーラーさん。『あなたを殺すこと』だから!」
「……何?」
「主殿の命の達成こそ、私の存在意義! そして“私”の役目は『威力偵察』。あなたの実力は掴めました。つまり“私”は『次の一手』に繋げたので!」
練音が不意に、ナツィに背中を向けた。
「……1つアドバイスです。私を逃がさない方が良いですよ。私はナハツェーラーさんの大事なひとを知ってるんですから」
「何を……!」
大鎌で斬りかかったものの、僅かに届かず練音は既に駆け出していた。
(逃げた……⁉ どうする、このまま追うか、いや、かすみの下へ向かった方が確実に護衛できるか……?)
「……そういえばあいつ、『俺を殺すこと』を命じられたって言ってたな。それなら」
練音の走り去った方向へ、ナツィも駆け出す。
(無理に近くにいて危険に晒すより、俺1人で全部片付けた方が良い!)
ひと気の無い宵の入りの街を、ナツィは練音の気配を探りながら駆け続ける。
とある児童公園の前まで走り続けたところで一度立ち止まり、周囲を見渡した。ここまで、練音のものに近い気配は感じられなかったが、目の前の公園の奥から、注意を引く気配を感じるのだ。
「…………ここか。誘ってるのか?」
いつでも大鎌を振り抜けるよう肩に担ぎ、ナツィは公園敷地内に足を踏み入れた。