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今ある場所はこの世界の全てでは無い

出来た数より頑張った数を数える。

【何もしない】は立派な予定。
自身の心を回復させなさい。

あなたを雑に扱う人を大切にする必要なんてない。自分の心を優先させていい。

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奏でた音色

戦慄の空は遠い日の過去

世界中の小さな手から産み出され

守られた理

散りゆく羽音

背中には散った羽に変わる
運命の希望【翼】がそこにはあった

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黑翆造物邂逅 Act 16

「ナツィ…⁇」
かすみが思わずこぼすと、そのコドモは手に持つ大鎌を音もなく消す。
そしてかすみに大股で近寄ってきた。
「…なんで追いかけてきたんだ」
「えっ」
相手に聞かれてかすみはポカンとする。
コドモは1つため息をついた。
「帰るって言ったのに、なんでついてきたんだよ」
コドモに顔を覗き込まれて、かすみはえーと…と目をぱちくりさせる。
「だって、雨降ってるし…」
「俺はいいって言っただろ」
あと見ての通り俺は人間じゃないんだし、とナツィは背中の翼を消す。
「心配をする必要なんかないんだよ」
ナツィはそう言ってかすみの襟首を掴む。
しかしかすみは…それでもと呟いた。
「きみのことが心配だから来たんだ」
かすみは続ける。
「自分にとって初めてできた友達だから、なにか抱え込んでるなら放っとけない」
だから追いかけてきたの、とかすみは言い切る。
ナツィはなんだよソレ…と呆れるが、かすみは、ねぇと尋ねる。

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奇跡=軌跡

祈りの歌声

聳える木々の奏でる曲は

孤独や苦しみを消した。

全てを照らす

それは

【森の光】

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地図

震えた私の心で帆を掲げてみた。

グッと勇気を振り絞り握り拳を天に突き上げた。

突き上げた握り拳に小さな、しかしキラキラ光る鍵が握られていた。

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まだ

暑い日が続きますが、この毎日のように過ぎていく日々は一度きりなもの。

大切にしていきたいです。

ーポエムー

夏が過ぎていく、あなたの残り香を残して。

そんな気持ちをよそに、木々は囀り

私はあなたを想う。