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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 24.ヴァンパイア ⑧

「…貴女に”異能力を扱わせてあげる”協定を」
「えっ」
ヴァンピレスの思わぬ言葉に、わたしは思わずこぼす。
常人のわたしに、異能力を扱わせるって…?
「それって、どういう」
「どうもこうも、様々な異能力を持つ事ができるわらわと一緒にいることで、貴女は自らの命令でわらわに異能力を使わせる事ができる、ただそれだけよ」
ヴァンピレスは目を細めて首を傾げてみせる。
わたしは驚きの余り動けなかったが、その様子を見たヴァンピレスは、あら、まだ分からないかしら?と尋ねた。
それに対し、いや、分かるけど…とわたしは答える。
「つまり、わたしはネロ達と一緒に行動するのをやめて、あなたと一緒に行動すればいいって事?」
「あら、わらわそこまで言ってないわよ?」
これはただわらわと一緒に行動しないかって提案、とヴァンピレスは続けた。
「貴女はネクロマンサー達と縁を切らなくていいの」
ヴァンピレスはそう言って微笑む。
わたしはでも、と言いかけるが、ヴァンピレスは大丈夫よと遮った。

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勇気が出ずにいるの