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紅狗造物茶会 Act 7

「磨衣ちゃんも寂しがっているのに、帰りたくないなんて…夏緒たちのことが嫌いなんだ」
「そ、そんなわけないし」
おれは今でも夏緒や磨衣のことが好きだし大事に思ってるんだけど、と露夏は夏緒を宥めようとした。
しかし夏緒はひどいよぅ…と啜り泣き始める。
それを見て磨衣は、夏緒…と夏緒の背中をさすった。
露夏はややこしいことになってしまった現状に困惑しておろおろしていたが、やがて夏緒がもういい、と顔を上げる。
「露夏ちゃんのことなんか嫌い」
もう、会わないもん…と夏緒は泣きながら呟くと、雨が降る木陰の外へ飛び出していった。
「あっ夏緒!」
磨衣は慌ててそのあとを追い、公園の外へ駆けていく。
その場には、呆然とする露夏とその様子を見ているしかなかった仲間たちだけが残された。