去年、担任の先生に相談したとき、あまり共感してもらえなくて、イライラした。
なぜか今、その先生と打ち解けて、楽しく話せてる。今はもう担任じゃない。授業以外の先生は優しい。私と先生の価値観は違うけど、ノリは合った。
思い返せば、先生は私の話を最後まで聞いてくれた。そして最終的には寄り添ってくれた。
また先生に相談してみようかな?ズバズバ言われるかもだけど。「いちばんすきな花」のみどりちゃんと紅葉くんみたいな感じ。「嫌いな自分を否定されたことで自分自身を肯定してもらえた」このセリフに共感する。
この前、クラスメイトが心の内を話してくれた。聞いてて、私の心も癒された。
全てに共感はしなかったけど、その子の価値観や感性を知れて、自分の中にある心の世界が広がった。
私は人の話を聞く時、いつも無理して共感しようとする。思ってなくても『そうだよね!』と言ったり。でも、無理に共感しなくていいんだと、楽になれた。価値観違って当たり前。『そうだよね!』じゃなくて、『そうなんだね!』でいい。
今まで、私の悩みに共感してくれない人に対してイライラしてたけど、仕方ないって割り切れた。わかってくれる人に、わかってもらえればいい。
もっとあの子と話したい!私に話してくれたことが嬉しかった。次は自分のことも話してみたい。
国語の授業で『絵を見て喚起された経験』というテーマで作文を書いた。
『美術の授業でクラスメイトが描いた通学路の絵。その場所は殺風景で見ていて面白くない。しかし、絵になったその場所は、明るい雰囲気に見え、見ていて面白みがあった。絵にすれば、実物が綺麗でなくても、普段目立たないものでも、主役になれる。絵になればじっくり見てもらえるし、私たちに新たな気づきを与えてくれる。』
って内容を書いて、発表したら、先生は『なるほど、そういう感じ方もあるんだね!』という反応だった。先生には思いつかなかった発想らしい。
みんなと違うこと書いてないか不安だったけど、これはこれでいいやって思った。