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音楽文① 忘れない。忘れられない。おれらの故郷。

BLUE ENCOUNTというバンドがある。知っている方もいるのではないだろうか。最近ではアニメ 銀魂 の主題歌にもタイアップされた。BLUE ENCOUNTは私にとって大切な存在である。今日はある1つの曲について知ってもらいたい。

夢花火 という曲を知っているだろうか。昔からのブルエンファン、そして熊本の方々、ブルエンの曲を聴き尽くした方は知っているだろう。現在、Liveでは中々聴くことができない。言ってしまえば、幻の曲である。唯一、最近披露されたのは2016年のTHANKSのツアーではないだろうか。2016年、4月26日火曜日、福岡DRUM Be-1 で披露されたことは知っている。もしかしたらこのツアーの他でも披露されていたのかもしれない。

この曲はVo.Gt田邊駿一が作詞、作曲した曲である。そしてここからは実際に田邊が取材で語った話も含めて行く。

BLUE ENCOUNTはVo.Gt田邊駿一、Gt.江口雄也、Dr.高村佳秀の3人が熊本高専の軽音楽部で作られたバンドだ。当時は他のBaが居たらしい。この3人が東京に上京してきた所に現在のBa.辻村勇太が加入して今のBLUE ENCOUNTになる。

19歳の頃、既に田邊は音楽の道に進むことを決めていた。クラスの周りは、進学や就職の道に進む為に準備をしていた。その環境にいることが耐えられず学校を中退してしまう。高村、江口は中退することなく頑張って卒業した。当時、田邊は 有明荘という所で生活をしていた。現在もそこは残っている。今となっては考えられないが、田邊は昔、暗く笑ってなかったという。本当かと疑ってしま疑ってしまうほど驚きを隠せない。

この 夢花火 という曲は当時の田邊が思い描いたままに作られている。 有明荘 の部屋のベランダから見ることができた花火。それを見た瞬間にサビが浮かび上がったそうだ。ギターを持ち、作曲に取り掛かったそうだ。
歌詞の一部に
夏宵に散る打ち上げ花火 まだ二人は夢の中
という歌詞がある。実はこの歌詞、2人と言っているが田邊自身の事なのである。田邊自身は、自分は井の中の蛙であると思い、夢の中で泳いでいるような気持ちだったと話している。その為、この曲を歌うことがしばらくできなかったそうだ。

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