あの夕日を眺めつつ
今日も部活を終える
毎日言ってきた
「ありがとうございました」
もう言えなくなるんだな
墨汁を走らせながら思い出す3年間
先輩に憧れた中1
部長になるために雑用をこなした中2
後輩の指導に迷った中3
書道部という小さな小さな部活
地味な部活 だけど
和気あいあいとしていて
私にとって教室で出せない自分を
さらけ出せる場所でもあった
部活後自転車を走らせる
塾に遅れそうな時
君を見つけた
「ばいばい」
そんな言葉しかかけれなかったけど
「お疲れ様」
君は私が引退したなんて
知らないはずなのに
君の目にそんな言葉が
宿っているような気がした
書道部と云えば…
高校の頃、同じクラスに書道部の女の子がいました。ちょっと不思議な子で、ときどき合う綺麗な目と彼女の描く字が好きでした。恋心ではなかったと思うけど。
通い詰めていた図書室の隣にあった書道室の窓越しに何度かことばを交わしたのを憶えています。
その頃ぼくはと云えばもっともっと小さなフォークソング同好会の部長(会長?)を細々と務めながら三人きりの後輩に戸惑い、自分の音楽にも迷いを感じ、けっこうぐちゃぐちゃだったなぁ、なんて(笑)
お疲れさま、ってことばは今でも好きです。
三年間、お疲れさま。
またまたとりとめのないレスだなぁ(笑)