消えて仕舞えば楽なのに 消えることが哀しいのです。 君に言われた言葉も想い出も 忘れて仕舞えば、いいのに それでも 抱きしめて 生きていたい
何時までも、あなたが飲んでいた缶珈琲を選んで居て 私の代名詞に成った今では この珈琲を飲みながら、発したあなたの声は 甘い刺と成って喉の奥に居る 何時までも、其れは、私の喉に居るものだから つい、私の声かと思って居たのに 空気に触れた途端、蒸発したかの様に私の声は 私の声だけに成って其処に居る