登り始めの東の月が 美しさに満ちた満月。 あまりに綺麗すぎて、 僕は泣いた。 消える寸前の西の太陽が 悲しさに落ちた落陽。 あまりに儚さすぎて、 君は笑った。 僕らは背中合わせのまま、 存在と認識は違うことを知った。