今日、同じ書道部の友人が全国大会への出場切符を手にしました。一年の時からずっと一緒に頑張ってきた仲間だから、通ったと聞いたときはほんとに嬉しかったし安堵したし、「全国頑張って!」という気持ちでいっぱいでした。そのはずなのに、友人と別れた時、私は涙が流れてきました。それはきっと、嬉し涙ではありません。素直に喜べない自分が憎いです。一緒に頑張ってきたはずなのに、こんなに悔しいのはなんでだろう。何歩も先を歩いていて、ちゃんと結果を出している彼女に比べて、私は自分の納得いく作品が書けないまま完成にしちゃっている。もっといい作品が書けた。展覧会で足を止めてくれる人は多かったけど、もっと感動出来るようなものを書けていれば自分の気持ちも何か変わっていたかもしれない。でも、間に合わなかった。私の怠慢だ。時間がないのは言い訳だ。だって友人は同じ時間で全国に行っているから。このまま書道続ける意味あるのかな。時間を言い訳にして完成させられなかった私にこの先続けていく資格はあるのかな。全部中途半端で、なにに対しても頑張ってるようにみせて、実は今まで何一つ頑張ってなかったんじゃないかな。自分が憎い。情けない。悔しい。全部投げ出して消えたい。
でも、負けたくない。逃げたくない。