今日は雨。
陽が隠れてすっかり夜だ。
傘を差して、
買ったばかりのマフラー巻いて
"寒いねっ"て言葉残して
吐いた息は、
白かった。
水溜りに弾かれたローファーが
静かに雫を落とす。
なぜかその雫に、
私は君を重ねていた。
あぁ、どうやら私、
雫に恋したみたい。
そんなことを想いながら
いつかの私は
雨上がりの街を歩いていた。
とうめいが好きなのと通じるかも知れないけれど、ぼくも雨が好きです。
事情さえ許すなら、雨が降る日は公園の四阿みたいな屋根の下で温かいものでも呑みながら、日がな一日 雨と屋根から落ちる雫をを眺めていたいといつも思います。
水たまりを踏んでしまった足の先が冷たくなっていくこと、勘違いした街灯がアスファルトにぎらりと光ること…
雨ってたまにしか会えないのがいいのかも知れませんね。
雨天同好会タグ忘れました笑
雨って雰囲気が好きです。傘も差せて。