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天使の梯子

空に雲が広がり
その雲の僅かな隙間から光が差す
いつも空を見上げていないと
きっと見逃してしまう
息を呑むような美しい空

いっそ神々しいとも言うその空の名前は

「天使の梯子」

この名前を知ったのは
母の小説に書いてあったからだった

今思えば あの頃から
真っ青な空が好きだったし
朝の澄み切った空気が好きだった

それにしても
あの天使の梯子の下には
どんな景色があるんだろう

君が教えてくれた景色
君と見た景色
今度は私が
天使の梯子に案内しましょうか?

君が教えてくれた
あの山の上の 空が綺麗に見える
あの場所で
君と私 二人で
天使の梯子を一緒に見よう

空が大好きな君と私だから
気に入ってくれるはず
…だよね?

そこで君はきっと私の耳元で囁く
「……とっても、綺麗。」

って。

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