1

untitled

僕が目指す場所は果てしなく遠いらしい
僕が君へ追いつくには何億光年かかるらしい
君の手を握る、とか、君を抱きしめる、とか、
そんなのは夢の中ですらできない僕はたしかに臆病者だ
今もこうしてうだうだ詩を書いて
君に振り向いてもらえるとでも思っているんだろうか
キーボードの音だけが耳に鳴ってる

だけどもう少しだけ手を伸ばしていたいんだ
届かない、無茶だって言われたって
どうしても君に触れたいと思った
かすめるだけでいい、君に触れさせて

僕が掲げる夢は果てしなく理想でしかないらしい
僕はちゃんといつかたどり着けるんだろうか
不安なんて吹き飛ばしたいのに

だからもう少しだけ優しくして欲しいんだ
好きでもないし嫌いでもないって言われたって
どうしても触れたいと思った

もし僕があのロックスターなら
もし僕があいつなら
そんなの願ったって叶わないからさ

だからもう少しだけ手を伸ばしていたいんだ
届かない、無茶だって言われたって
どうしても君に振り向いてほしいと思った
かすめるだけでは、君に覚えてはもらえないだろうけど
それでもいいんだ
僕の中に君がいるから
君の中に僕がいなくても
僕はきっと大丈夫だ

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。