僕はいつもすこし混乱してるんだ。 僕が生きてて、あなたが生きてないという不思議なことで。 僕が泣いてて、あいつか笑っている不条理なことに。 11年がたち、あなたの歳を一つ追い越した君が あなたにあまりにもそっくりなことに。 心の整理がつかなくて、 時間の感覚がつかめなくて、 君が戸惑うほど泣いた、 11年目の別れの日。