目の高さが違うから、見える景色も違う。
歩く速さが違うから、流れる景色も違う。
手の大きさが違うから、こねる大きさも違う。
口の大きさも違うから、食べる大きさも違う。
こんなにも違うことばっかり。
それなのに、人を好きになんかなってしまうのだから、
困ったものだ。
見えてる先に、
流れてる先に、
同じものがあったなら。
こねたものが、
食べたものが、
同じものであったなら。
僕が君に想う気持ちと
君が僕に想う気持ちが
同じようになってたら。
しあわせであるのかもしれない。
…なんて。