少し長くなりますが
私には約束があります。看護師国家試験に絶対合格すること。それを1番側で支えてくれた祖父は先月11月、私の実習中に亡くなりました。母子家庭の私にとってたった1人の19年間育ててくれたお父さん。癌で脳に腫瘍があり時間も場所も人も記憶がどんどんなくなっていくなか、最後まで私と祖母の名前を呼んでくれた祖父。癌が見つかった四年前、入院する日にこっそり私に言った言葉。「おばあちゃんを頼んだよ」あの約束私はしっかり覚えています。私は緩和ケア認定看護師を目指しています。ぼんやりなりたいと描いてた将来は祖父と寄り添う中でいつしかはっきりしたものになっていました。人生の最後を迎える時、目を閉じる瞬間、私はその人の傍にいたい、隣で手を握っていてくれた、独りじゃなかった、暖かかった、最後の瞬間がそうであるよう私が手を握り、そばにいたいと思うようになりました。それは実習で最後の瞬間駆けつけた時、医師から言われた「今でした」の言葉に後悔が絶えなかったことがきっかけだと思います。ずっとくらい気持ちでいる中、祖父は目を閉じる瞬間、お医者さんと看護師さんがそばにずっといてくれてひとりじゃなかったんだなと気づいた時、とても心が楽になりました。
私はまだ夢の途中で負けそうになることも多いですが、必ず祖父母と3人で歩んできた夢と約束を、今度は2人で、祖父に届くように叶えていきたいと思います。
2020年には必ず看護師になります！絶対に逃げ出さない、そう決めたのでその日まで、おじいちゃん待っていてください
こんな私にエールをください！