必死な姿は どう足掻いたって 他人様には無様なものなのだから そんなこと、構わなくて良い 青春の泥臭さを 忘れた者から大人になる 前だけ見詰めて走るのだ 振り返ったその瞬間から 解けてしまう夢なのだから スカした苦笑を下さる 他人様はもう牙が潰えたのだから そんな人、構わなくていい 青春の血生臭さを 忘れた者から大人になる 前だけ見詰めて走るのだ 抜糸まで終えた人々を 振り切って進むのだ