さみしいときにさみしいと言えないさみしさに名前なんてつけたくない。弱いわたしが強くなりたいと思えたのは、きっと、きみの涙を知ってしまったから。さよならは言わないで、思い出したら手を振って。そうやって、見えないどこかへ向かって、歩いてゆくよ。
過ぎ去ってしまった季節のそれぞれは、何光年か先、だれかの頭上で輝くかもしれないと、信じていてはだめですか。
ぼくは16の歳に此処にきてすぐ17になったから、17ってとくべつな歳。
それこそ華でも夢でも青春でもなくて、うじうじぐじぐじ迷子で捜し中の歳だったけどね…なんて、このタイミングのとらちゃんに云うことじゃないかな(笑)
きみだけの、きみひとりのじゅうななに、どうか丸一年、いっぱいの幸あれ。