きっとさ、ぼくの歌はきみには響かない。 ほこりを被った部屋でひとり。 うたってさ、少し毒素を空気に溶かした。 少しだけ安心している。 きっとさ、ぼくの詞はきみには響かない。 壁をこさえて、いつもひとり。 窓辺に、腰を下ろして外を見ていた。 少しだけ会いたくなった。 さながら小鳥のようなきみの さえずり、ただ聞いていたよ ただでさえ、ひとりのぼくを 笑って、マイ・マリアンヌ。