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無限大

僕の中は不快感で覆われている
ちょっと苛立ってみたり
馬鹿にしてみたり
相手の嫌がることをしてみたり

けれど、それは自分を守るため
自分自身を守るための行為である

ある日の僕は友達に対する
思い付く限りの
悪口を並べた
すると止まらなくなって
ついにはすっきりしてしまう

だけど、襲ってくるのは
無限大の罪悪感

あの子を犠牲にしてまで
僕は悪口を言う必要はあるだろうか...と。

だけどまたある日の僕は
あの子の
悪口を並べる
そして、ついには
すっきりとしてしまう

回りに合わせて悪口を並べ
回りと同じようにあの子を睨み付ける

そしてさらには、
泣いてしまうあの子をみて
僕たちは笑う

そんな、最悪な
僕たちは
優しいあの子とは大違いだ。

もしも、僕がやられる側だったらあの子みたいに
強くいられるだろうか...

あの子は本当に強い子だ。

  • これは完全なフィクションです。
  • こんなこと
  • 世の中から無くなればいいのに。
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