たどってゆく 偽物の星屑 わたしたちはいつまでも 吸って吐く練習 とめられない 一等星のまねごとをしながら きみにだけ届くなら 何光年も先に残すものなんてないよ 羽根をもがれて傷ついたでしょう わたしはもともと飛べないけれど きみのみていた景色のこと たぶん わたしが 世界でいちばん だいきらいだったよ